2023年2月、まだ寒さの厳しいこの時期に千葉の激渋?スポット「房総のむら」に行ってきました。
昔の生活を目で見て、体験出来る施設でリアルな町並みはドラマや映画のロケ地にもなっていて
昔の町並みが好きな私は結構おすすめの施設です♪
参加体験型博物館「房総のむら」とは?
房総のむらには房総の商家の町並みや武家屋敷、農家等の建物が再現・展示されていて
房総の伝統的な生活を体験出来る施設です。
51haの広大な敷地に風土記の丘エリアとふるさとの技体験エリアに分かれていて、
全部見て周るには1日がかりになると思います…。
今回はふるさとの技体験エリアを見てきました。
房総のむらへのアクセス
房総のむらは千葉県栄町にあります。
電車の場合、最寄り駅の安食(あじき)駅からはバスで約10分、JR成田駅からはバスで約20分+徒歩10分です。
どちらのバスも1時間に1本程度しか無いので、事前に調べてから行くことをオススメします。
車の場合は東関東自動車道成田ICから約30分です。
駐車場は約300台と結構広いので、車で行くのがオススメです。
基本情報
住所:〒270-1506 千葉県印旛郡栄町龍角寺1028
開館時間:9:00〜16:30
休館日:月曜日(祝・休日の場合は翌日休館)
※年末年始・臨時休業日はHPでご確認ください。
入館料:大人300円、高・大学生150円、中学生以下と65歳以上は無料
その他:障害者割引、団体割引、年間パスポート有
大人でも300円と手頃な価格で楽しむ事が出来ます。私はJAF会員だったので、入館料が2割引になりました。
注意点として、入館料の支払いは現金のみとなりますので、小銭を準備しておくことをオススメします。
房総のむらの楽しみ方① 〜商家の町並みで体験してみる〜
房総のむらに行ったら、まずは昔の暮らしを体験してみるのがオススメ!
体験は事前予約が必要なものもありますが、当日ふらっと立ち寄って出来るものもたくさんあります。
体験演目は季節や日によって変わるので、事前にHPで確認しておくことをオススメします。
体験メニューが豊富
商家の町並みエリアではべっこう飴作りやそば打ち、太巻き寿司作りなど体験メニューが豊富です。
私達が訪れた日は千代紙ろうそくや土人形作り、お箸作りなどが開催されていて
小さなお子さん連れの家族も体験されていました。
べっこう飴作りなど短時間で体験出来るものは当日空きがあれば申込み可能です。
そば打ちや味噌作りなど中には事前予約が必要の体験もあるので、興味のある方は公式HPから確認してみてください。
べっこう飴作りが気になっていたんですが、今回はすでに予約が埋まってしまっていました。残念!
他の体験メニューは息子が全く興味を示さず…結局何も体験しませんでした^^;
食事やお茶が出来る展示もある
商家の町並みでは色々なお店が建ち並んでいますが、実際に食事が出来るお店もあります。
そば屋(いんば)ではうどんやそばの食事が楽しめますが、この日はすでに終了してました。
メニューも「かみなりうどん」という昔のメニューが再現されているようで、とても気になりました。
商家の町並みは細かい部分までリアル
商家の町並みでは、お茶屋さんや鍛冶屋さん、お菓子屋さん等色々なお店がとてもリアルに作られています。
お茶屋さんでは抹茶作り、鍛冶屋さんでは彫刻刀作り等、それぞれの店舗に合った体験が出来るようになっていました。
よく見ると看板や小物類までとてもリアルで作られた感が感じられません。
時代劇の中に入り込んだ感じで楽しめますよ(^o^)
実際に映画やドラマのロケ地としてもよく使われている様です。
房総のむらの楽しみ方② 〜忠実に再現された武家屋敷や農家を見学〜
房総のむらでは商家だけでは無く、武家屋敷や農家も忠実に再現されています。
上の写真は武家屋敷で、江戸時代後期の佐倉藩士の屋敷を再現されています。
室内に上がることも出来て、台所のかまどや調度品等細かい部分も見ることが出来ます。
生活感が出ていて、当時の武士達がどんな暮らしをしていたのか良く分かりますね。
息子は縁側でたそがれていました(^_^;)
千葉の各地の農家が再現され、庭では昔あそび体験も
農家は上総、下総、安房と千葉県内の農家が再現されています。
今回私と息子は上総の農家を見学。
大きくてとても立派!それぞれモデルのお宅があるのだそうで、こちらは大網白里市の秋葉家の再現だそうです。
上総の農家は中二階があり、上ると少し屋根の低い板張りのスペースから庭を一望出来ます。
モデルのお宅では奉公人の部屋だったそう。
広々とした庭では昔あそび体験が出来ます。
竹ぽっくりや輪投げなど、昔ながらの手作りの道具で自由に遊ぶことが出来ます。
普段なかなか触れる事のないものばかりで息子も色々チャレンジしていました♪
房総のむらの楽しみ方③ 〜季節の行事を楽しむ〜
房総のむらでは季節のイベントもたくさん行われています。
例えばお正月には「むらのお正月」というお祭りがあり、伝統的なお正月飾りや獅子舞などの伝統芸能を見ることが出来るそうです。
昔から伝わる行事に触れる機会は中々無いと思いますし、大人も子供も楽しめそう。
ビックでびっくりなひなまつり
私が訪れたのは2月の終わりだったので、「ビックりひなまつり」が行われていました。
これまた再現された歌舞伎舞台の上には200体もの雛人形…圧巻です!
靴を脱いで舞台に上がれば間近にお雛様を眺める事が出来ます。
足元から見上げる高さまで、ズラリと並んだ雛人形に圧倒されてしまいます。
舞台もとても立派で、なんだかとても厳かな雰囲気。
私が訪れたのは去年(2023年)でしたが、2024年は2月10日(土)〜3月3日(日)に開催されます。
歩き疲れたら茶店で休憩
房総のむらは広いです。
色々見て回ると足も疲れるし、喉も渇きます。
そんな時はこれまた雰囲気の良い茶店に立ち寄ると良いでしょう。
茶店は歌舞伎舞台のあるおまつり広場の一角にあります。
茶屋ではお団子や和菓子、飲み物を販売されていました。
行ったのが閉店間際だったのでお団子は終わっており、和菓子を頂きました。
お茶も付いて、ほっと一息つけました。
息子はというと2月の寒空の下、冷たいラムネをゴクゴク…
雰囲気無いなぁ…と思いつつ、たくさん歩いて喉が乾いた私もお茶をゴクゴク…
和菓子もあっという間に完食(笑)
番外編 〜コスプレして楽しむ〜
房総のむらはなんとコスプレも楽しめます。
房総のむらに隣接するドラムの里に「コスプレの館」という施設があるんですが、
こちらは忍者や侍といった衣装が300着以上揃っていて2、3000円で衣装をレンタル出来て、
房総のむらでコスプレ体験をする事が出来るそうです!
アニメキャラや子供サイズの衣装もあるので、家族でなりきって撮影会も楽しそうですね♪
まとめ
私は武家屋敷や宿場町など昔の町並みが好きで、旅先でよく立ち寄るのですが
当時の建物や町並みが残っていても、そこで生活していた人々の暮らしまでは感じられない事が多いです。
房総のむらの町並みや建物はほとんど再現されたものですが、昔の人々の暮らしをリアルに感じられる貴重な施設かなと思います。
子供から大人まで楽しめて、勉強になるオススメの激渋スポットです!
成田などからも近いので、機会があれば是非行ってみてください。
ではではまた〜✋
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